特殊清掃とは?その内容と増加する需要を解説の第2章では「特殊清掃が必要なケースとは」を題材に解説を進めたいと思います。

特殊清掃が必要となった際に、誰もが「特殊清掃」などと検索すれば特殊清掃を見つけられ依頼するのは簡単な時代ですが、清掃費用が普通のハウスクリーニングなどに比べ高額になることが多く、ご自分たちで後片付けや清掃を行いたいと考えるのでは無いかと思います。

しかし、現場の状況などによっては、未経験者で衛生面からの装備を持っていない方が特殊清掃の現場で作業を行うことは感染症など面から危険な行為です。

特殊清掃が必要なケースとは

特殊清掃の業者に依頼した方がよいケースとはどのような場合なのか、どうして特殊清掃が必要なのか解説致します。

さらに、カーペットや畳・フローリング・壁紙を剥いで床下や壁に染みこんでしまっている汚れも徹底的にクリーニングしていく作業も含まれます。

今回は、そんな特殊清掃についての業者を選びや特殊清掃とはどういった内容の仕事なのか?という部分を掘り下げて解説します。

発見の遅れた孤独死現場は特殊清掃が必要

事故や事件、自殺・病死に係わらず、遺体の発見が遅れてしまった孤独死現場の場合には特殊清掃が必要となります。

「事件性がなければ特殊清掃を依頼しなくてもいいのでは?」と皆さんは思うかもしれませんが、死亡から遺体発見までの時間が、夏であれば2日、冬でも1週間程度で腐敗が進み死臭が漂います。臭いは近所迷惑になり、苦情や噂が立ち物件の損失にもなりかねませんので緊急に対処する必要があります。

そこまで汚れていないような部屋でも、どこに危険なウイルスが潜んでいるか分かりません。片付けていくと布団や床を通り越して床下まで体液が染み込んでいることもあり、そうなると特殊清掃のプロ以外には正しい処置が出来ません。

死亡から遺体発見まで数日から1週間以上経過している、害虫が発生してしまっている場合も発見が遅れた証拠なので、迷わず特殊清掃業者に依頼することをお勧めします。

事件性がある場合には始めから特殊清掃を依頼

自殺または事件のような死亡後に警察が介入する場合には、始めから特殊清掃業者に依頼した方が無難だと思います。

身内が遺体で発見されたというだけでも、ご遺族の心理的ダメージは大きなものですし、自殺や事件などの場合はなおさらその現場で作業をするというのは、精神的にとても辛いでしょう。

遺品整理していてもとても辛い思いをしてしまいますし、作業の手も止まってしまうこともあるでしょう、すぐに遺体が発見されて衛生状態や悪臭ももそこまで発生していないというケースでも、特殊清掃業者に依頼した方がご遺族の精神的負担を減らすことができます。

ゴミ屋敷・汚部屋での孤独死も特殊清掃に依頼する

自殺または事件のような死亡後に警察が介入する場合には、始めから特殊清掃業者に依頼した方が無難だと思います。

身内が遺体で発見されたというだけでも、ご遺族の心理的ダメージは大きなものですし、自殺や事件などの場合はなおさらその現場で作業をするというのは、精神的にとても辛いでしょう。

遺品整理していてもとても辛い思いをしてしまいますし、作業の手も止まってしまうこともあるでしょう、すぐに遺体が発見されて衛生状態や悪臭ももそこまで発生していないというケースでも、特殊清掃業者に依頼した方がご遺族の精神的負担を減らすことができます。

ゴミ屋敷・汚部屋での孤独死も特殊清掃に依頼する

ゴミ屋敷では、遺体がゴミに埋もれて発見されたというケースもあります。

ゴミ屋敷問題は度々メディアにも取りざたされておる社会問題で、景観を損ねたり臭いの問題などでご近所の迷惑となっておりますが、ゴミ屋敷の持ち主の死後は膨大なゴミの処分問題が発生します。

建物の天井までゴミが詰まっており、公道まではみ出す膨大なゴミ、元は何だったのかさえ分からないゴミの塊、時には汚物まで、到底素人では手に負えないものです。

全てが不用品だとしても、現在では殆どの自治体はゴミの分別が非常に厳しく整理し分別、処分となると膨大な時間が掛かりますので特殊清掃業者に依頼した方が素早く確実にゴミ屋敷を片付けることができます。

ただし、いくら片付け特殊清掃のプロでも、ゴミ屋敷ではそのゴミの多さから、通常であれば半日で終わる特殊清掃の仕事も1週間以上かかってしまうことがあります。

そうすると、人件費やゴミの処分費などでトータルの費用はかなり高額になってしまうため、特殊清掃を依頼する時には多額の費用を用意する必要があります。

火災現場での特殊清掃

不慮の火災によって死亡してしまった場合でも、火災現場にも対応している特殊清掃業者なら清掃を依頼することができます。

火災現場に対応している業者は少ないですがインターネットを駆使すれば必ず見つかります。

弊社では火災現場の経験がございませんので、業務提携している大阪にある協力会社を紹介しております。

火災現場では、いくら消臭しても独特の「火災臭」が残ってしまうため、近隣へ悪臭被害が及ぶことがあります。

火災による煤を払い、燃えてしまったカスの片付け、脱臭なども専門の特殊清掃業者なら的確に行えますので覚えておくといいでしょう。